武藤 まさひろ 議員  

コロナ禍での区民生活への影響を鑑み
的確に対応せよ
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〈所信表明について〉
質問
(1)歳入の方向性とリーマンショック時との状況を比較して区としての考えを問う。
(2)SDGs(※3)の推進区として認められるよう数値面の目標を掲げ取り組んでいく必要があると思うが、問う。
区長
(1))歳入の厳しい状況が続く可能性も視野に入れ、区民生活をしっかりと守っていく。
(2)数値目標を盛り込んでいけるよう検討していく。

〈コロナ禍中での区民生活への影響について〉
質間

(1)企業や商店の倒産、個人の税・保険料の遅延など区としての状況認識を問う。
(2)民間医療機関への支援と区の保健所の状況を問う。

区長
(1)倒産件数は、前年同期と比べ件数は同じだが、 負債額は増加している。税や保険料の納付相談が増えている。
(2)発熱外来事業により支援している。保健所は、 優先度を踏まえた業務実施や人員の増強など体制整備に努める。

〈ワクチン接種について〉
質間

(1)今後のワクチン接種の課題と対策を問う。
(2)ワクチン接種にかかる費用の見込みを問う。

区長
(1)国の情報に見込み段階のものが含まれていることが課題である。情報収集に努め、 正確に発信していく。
(2)2カ年の事業全体に要する経費が、23億6千万円余の見込みである。

〈デジタル改革について〉
質間

(1)バラバラな証明書や申請書の標準化の効果を問う。
(2)区道での道路通報システムの導入を問う。

区長
(1)申請書、 証明書の標準化は、情報システムの共同化による効率化をもたらす。
(2)他自治体の動向や課題等を整理し、 引き続き検討していく。

〈防災・減災について〉
質間

停電時において、 学校などのインフラ機能を維持するため、 非常用電源を稼働させるシステムの導入を問う。

区長
国や都の補助制度の活用を見据え、 必要な設備機器などを検討する。

〈GIGAスクール構想(※2)について〉
質間

問 教員の指導力向上、学習履歴データを生かした個別の最適な学びの充実など区としての構想を問う。

教育長
GIGAスクール構想の実現を好機と捉え、 区の教育の質のさらなる向上を図る。

※2 GIGAスクール構想 小・中学校の児童・生徒に1人1台の端末(コンピューター)と、通信ネットワークを一体的に整備する文部科学省の計画。
※3 SDGs(国連で採択された持続可能な開発目標)貧困に終止符を打ち、 地球を保護し、 すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指し、普遍的な行動を呼びかけている。