川原 のぶあき 議員
コロナを克服し、 |
〈オミクロン株の感染から区民を守れ〉
質問
(1)小中学校での学級閉鎖や保育所の休園が相次いでいる。区内の教育・保育施設に従事する区外在住者への追加接種を実施すべきと考えるがいかがか。
(2)小児用ワクチンは大人用とは別物。小児へのワクチン接種は、取り違いの防止や丁寧な情報発信が必要だと考えるが、準備状況を伺う。
区長
(1)モデルナ接種会場のワクチンに少しずつ余裕が出てきているので、区外在住の小中学校の教職員や保育士への早急な接種も前向きに進めていく。
(2)より慎重な接種体制の構築が必要となるが、十分に検討しながら、接種を希望する区民に早期に接種ができるよう体制を組む。
〈子育てしやすい街の実現について〉
質間
(1)東京都の方針に沿って、令和5年度から高校3年生までの医療費無償化を実施すべきと考えるがいかがか。
(2)子育てに不安を抱える母親には、アウトリーチ(※1)型の支援充実が必要だ。寄り添う子育て支援のため、産後ドゥーラ(※2)の育成支援を拡充すべきと考えるがいかがか。
区長
(1)都の令和4年度予算が成立し、実施に向けた具体的なスケジュール等が示されるのを待って、都と歩調を合わせながら、区における子ども医療費助成制度の対象年齢拡大を着実に進めていく。
(2)ドゥーラ協会のキャパシティーも確認し、養成講座の受講者が増えれば、さらに財政支援をしなければいけないと認識している。
〈持続可能な施設整備について〉
質間
学校施設の更新は、今後30年間で24校。経費は1,700億円。教室以外の施設については、地域共用施設として公民連携の整備手法を取り入れ、経費縮減を図るべきと考えるがいかがか。
区長
最適な施設サービスの提供に向けて、コストの視点を持ちながら、さらに従来の発想から一歩進んだ取り組みを検討するなど、効果的、効率的な施
設整備を行っていく。
《用語解説》
※1 アウトリーチ 福祉分野においては、相談機関等へ出向くことができない人に対して、訪問支援、当事者が行きやすい場所での相談、地域におけるニーズの発見の場や関係づくりなどにより、支援につなげる取り組み。
※2 産後ドゥーラ 産後の身体の回復と心身の安定、赤ちゃんの育児や新しい生活へのスムーズな導入を目的に母親の気持ちに寄り添った、母親のためのサポートを行う人。
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