公明党目黒区議団 幹事長 関 けんいち
今年4月の目黒区議会議員選挙で、公明党目黒区議団は5名が当選し、新たな陣容として、5期目2名、4期目2名、新人1名(女性議員)の構成となりました。今日まで培ってきた経験と、新しい視点の融合を図り、より重層的に区民福祉の充実に努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
激動の前期4年間は、新型コロナ感染症への対応に多くの時間が割かれました。いかに感染拡大を止めるか、区民生活をどう守るか等、問題が上がるたびに行政を駆けずり回りました。ワクチン開発が進むと、接種をいかにスムーズに行うかに力点が変わりました。我が会派は、接種予約について、区公式LINE登録を積極的に呼び掛け、分かる人が予約を手伝うようお願いしたり、接種後の会場で次回予約をお手伝いさせたりするなど、利用者目線で提案し、対策が奏功して、接種率を高める事が出来たと思います。また、国会議員と連携し、いち早く国の情報を区に、区の状況を国に伝える事で、現場を踏まえた適切な対応も図れました。過去最大の危機に、公明党のネットワークを最大限活かしてまいりました。
さて、今年5月8日より新型コロナ感染症は感染症法上これまでの2類相当から5類へと移行となり、アフターコロナを迎えました。経済活動が活発になり、コロナ禍で進めたデジタル化を、誰ひとり取り残される事なく進め、さらに、誰もが分かりやすく、使いやすいようにしなければなりません。
国を挙げての少子化対策も、相当遅れており、心魂を傾け充実してまいります。地域包括ケアシステムは住み続けられる住まいの確保が鍵です。区有施設の更新も、長期にわたる高額支出を伴うなど、課題は山積しています。
時代は大変混迷しており、孤立した環境に置かれる人が、以前よりも格段に増え、伴走型の寄りそう姿勢がいや増して必要だと考えます。前途多難ではありますが、公明党目黒区議団は団結して、この難局に挑んでまいります。
めぐろ区議会だより 2023年7月29日号
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