川原 のぶあき 議員

区民のいのちを守るため、
生命尊厳の施策の充実を図れ
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〈脆弱化する社会における防災・減災対 策〉
質問
少子高齢化の進展により脆弱化する社 会にあって頻発する複合災害への事前 防 災・減 災 対 策 に つ い て 以 下、伺 う。

(1)受援力向上の取り組みについて 災害時受援応援計画を策定すべきと考 え る が 見 解 を 伺 う。

(2)災 害 関 連 死 を防ぐ対策として避難所での雑魚寝解 消のため、段ボールベットを配備すべ きと考えるが見解を伺う。

区長
(1)災害時受援応援計画の策定 については、新たな業務継続計画を反 映させるとともに、現在、都と特別区 で作成に取り組んでいる災害時受援応 援計画を作成するためのガイドライン に沿って策定していく。

(2)段ボールベ ットの備蓄については、現状の備蓄倉 庫での保管スペースの確保や湿気への 対応などいくつかの課題があるため、 直ちに実施することは難しいと考えて いるが、製品の改良動向なども含め、 今後活用について研究していく。

〈子どものいのちを守る施策の充実に ついて〉
質間

児童虐待事件を防ぐため、母親の孤立 を防ぐ支援策と、生命尊厳の教育の充 実について以下、伺う。

(1)母親の孤 立を防ぐため、今後、宿泊型や日帰り 型の産後ケア事業を実施すべきと考え るが見解を伺う。

(2)「赤ちゃんふれ あい事業」を実施し、中学生に生命尊 厳の教育を充実させるべきと考えるが 見解を伺う。

区長
(1)宿泊型は医療機関のベッド の空き状況により利用上の制約がある ことなど課題があるが、利用者自身の 悩みやニーズに合ったサービスを選択 できるよう、宿泊型や日帰り型の産後 ケア事業の実施に向けた検討を進める。

教育長

(2)先 進 的 な 取 り 組 み を 行 っている自治体や学校の研究を踏まえ、 「赤ちゃんふれあい事業」の実施の可 能性を検討していくとともに、各小・ 中学校における生命尊重教育の充実を 一層図っていく。