川原 のぶあき 議員
行政はコロナ禍で不安を抱える |
〈コロナ禍の区民に寄り添った施策の 実施について〉
質問
(1)テナントの事業継続に協力したテナ ントオーナーに対して家賃を助成できな いか伺う。
(2)妊産婦支援として小児科医 など専門家によるオンライン相談を実施 できないか伺う。
区長
(1)助成は、慎重に検討する必要 があると考えている。
(2)妊産婦に対する オンライン相談は有効な支援ツールであ る。活用例を研究し実施に向け検討する。
〈学校再開に向けた取り組みに ついて〉
質間
(1)校内の感染症対策について、都の補正 予算を活用して、サーモグラフィーやア クリル板等を購入するなど感染症対策を 実施できないか伺う。
(2)コロナの影響を 受けやすい生活困窮世帯の児童・生徒に 学習・生活支援事業(※1)において食事 を提供するなど、より充実した支援を実 施できないか伺う。
(3)学びの保障につい て
(ア)GIGAスクール構想(※2)の着 実な実施に向けて、学校間で学びに差が 生じないようICTに知見をもつ外部人材を 配置できないか伺う。
(イ)勉強に不安を 抱える児童・生徒のため教員OBや学生を 学習指導員として活用し、学習進度に合 わせた学びの場を提供できないか伺う。
教育長
(1)アクリル板等は、購入に向 けて手続きを進めている。サーモグラ フィーの設置は、設置場所など若干の課 題があるが、検温の省力化などの観点か ら検討していく。
区長
(2)生活困窮者への支援の強化は 必要と考えている。子どもの学習・生活支 援事業において、家庭で十分な食事を取 れない子どもに食事を提供し、生活習慣 の改善などを図り、より充実した支援を 検討していく。
教育長
(3)(ア)令和2年度補正予算(第 2号)案に学校のICT教育支援の経費を計 上しており、必要に応じて専門的な知見 を持つ外部人材の配置を検討する。(イ) 放課後学習タイムなどを継続的に提供し ていく。さらに夏季休業期間中には学習 教室を開き、一人一人に応じた学習支援 をしていく予定である。
※1 学習・生活支援事業 生活困窮世帯の 中学・高校生を対象にした学習支援や 保護者等の養育相談事業。
※2 GIGAスクール構想 義務教育を受け る児童・生徒のために、1人1台の学習 者用情報端末と高速ネットワーク環境 などを整備する5年間の計画。
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